【甲賀市】デジタルの利点を活かして、ごみに関する情報発信の課題を解決

滋賀県甲賀市 こうか ごみ分別アプリ 世帯数約3.8万 担当部署:生活環境課

令和6年12月にごみ分別アプリを導入。導入前の課題、アプリの周知方法などを担当者さんにインタビューしてきました。

■デジタルの良さを活かして課題を解決

導入前の運用と課題を教えて下さい。

もともとごみの分別に関しては、紙媒体のごみ辞典を使っていました。修正などが入ることがよくあったんですけれども、紙で多くの冊数を印刷して用意しているのですぐに変えられないため、紙に修正箇所を書いたようなものを挟んだりして対応をしていました。そういった修正をタイムリーに変更できないというのが課題としてあったので、それがパソコンですぐに変更できたりするというのは、課題解決できる方法になったかなと思います。

ほかに便利だと感じた機能はありますか?

ごみ辞典と他にごみカレンダーを使っているのですが、細かく地区が分かれているということもあって、すごく分かりにくい。町とかで見ると、どれが自分のところなのか分からなかったり、みたいなこともあるので。アプリだと、自分の地区をはじめに選んだら、もうその地域のカレンダーしか出てこないという風になるのが、ぱっと見て分かるのですごく便利な機能だと思っています。

使い勝手の良さが導入の決め手

「ごみスケ」をお選びいただいた決め手は何ですか?

まずは、「アプリをオフラインで使用することができる」というところは、大きなテーマになっていました。また「プッシュ通知が収集地区ごとにできる」、「ごみの出し方や発信するアプリの情報をいつでもインターネット環境下で、パソコンで更新可能で、データをxlsx形式でインポートすることもできる」というところが決め手だということで聞いていますね。

■住民のみなさんの反応も上々。導入後の修正も迅速に対応が可能に

住民のみなさんの反応はいかがですか?

結構反応はあるかなと思います。チラシを窓口に置いてたら取っていただいたり、「これ何?」と聞いていただいたりとかもあるので、すごく反応はいいかなという感じですね。

具体的に、反応が良かった例はありますか?

導入後、「アイコンが分かりにくい」というお問い合わせがありました。その際も、すぐに担当営業さんからデータを送ってもらって、修正してお知らせで流すことができました。その辺は迅速に対応できて、評価いただけたなというところですね。紙だとすぐに対応というわけにはいかなかったです。

■出前講座のチラシ配布で、高齢の方にも周知

アプリの周知のためにどんな工夫をされていますか?

 

今は窓口にチラシを置いたり、ごみ辞典の裏にチラシを印刷するようにして、見てもらえるような形にしていたりします。あとは、LINEで広報したりですとか、市の公式ホームページであげたりというぐらいですね。
今後はイベントとか、そういったところでしっかりPRをしていって、ダウンロード数を増やしていくという取り組みをやっていきたいですね。特に1年目なので、しっかりそういうところも広げていけると、やったらやっただけダウンロード数が伸びていくタイミングだと思っています。

チラシを手に取ってくださる方は、若い方が多いですか?

 

そうでもないです。ごみの捨て方の出前講座みたいなのをすることがあって、その際一緒にチラシを渡したりもしたんですけど、結構それも見ていただいて。その参加者が高齢の方が多かったんですけど、興味を持っていると言っていただいた方も結構いらっしゃったので、意外と若い方だけではなくて、見ていただけてる感じはありますね

導入時に大変だったことや課題に思っていたことはありますか?

 

少し細かい話になりますけども、アイコンをどういう風にまとめていくかみたいなところで、どうしようか迷いました。もともとアプリを入れていく知識がなかったので、ほぼほぼお任せみたいな感じでお願いしました。

■さらに使っていただけるアプリに

今後の展望を教えてください。

お知らせ等を今後定期的に発信していきたい、有効に使っていきたいと考えています。先日もちょうどお知らせしたい内容があったりしたので、ビンの分別のことや、リチウムの電池の収集のこと等の周知に使っていってました。それを引き続き定期的に使っていって、便利なアプリだということを知ってもらって、ダウンロードとか、ちゃんと使ってもらう人を増やしていきたいなと思っています。あとは、どこまでできるか分からないのですが、外国語の対応等もやっていけたらと思います。

■簡単に使えるアプリをどんどん利用していくのがおすすめ

検討自治体さまへのアドバイスはありますか?

そうですね。機能としてはアプリ一つで見れて、紙をわざわざ出してきて調べたりしなくて良かったり、カレンダー見て、ということをしなくていいのが便利です。実際、問い合わせがあった時も、アプリを見て調べて、答えることもできるようになっています。そういった面でいずれこの紙も減らしていって、なくしていったりとかもできる可能性もあると思っています。アプリに移行できていけば、そんなに使い方も難しくなく、便利なものだと思うので、どんどん使っていくのがいいのかなと思いますね。

導入時には、作業が大変なんじゃないかとかなり心配してたのですが、データをお渡ししたら導入のところは、全面的にどんどんやってくれたので助かりました。担当課としては、その後のチェック作業を行いました。導入に関しては、全然問題なくスムーズに行けた感じだったので、ちょっと安心しました。

甲賀市ごみ分別アプリの詳細は下記よりご覧ください。

アプリ詳細を確認する

関連事例

  1. 【伊賀市】収集日をお知らせする通知機能により「ごみの出し忘れ防止に役立つ」と市民の皆さまから好評

  2. 【茨木市】「茨木市の専用アプリ」として広報できるというのが魅力的で大きな決め手

  3. 吉川市 危機管理課

    【吉川市】ハザードマップをデジタル化して手元でいつでも確認できるように!

  1. 【久喜市・宮代町】広域収集エリアも一つのごみ分別アプリで対応

  2. 【甲賀市】デジタルの利点を活かして、ごみに関する情報発信の課題…

  3. 姫路市 環境局美化部 リサイクル課

    【姫路市】削減効果の「見える化」で、施策の効果測定が可能に

  4. 仙台市協力店インタビュー 石窯パン工房ばーすでい

    導入前はシステムをうまく操作できるか不安だった【宮城県仙台市 タ…

  5. 【大津市】位置情報と写真で詳細が把握できるので市職員側としても…

製品資料、自治体様向けの調査資料・アンケート結果のダウンロードはこちらから

資料ダウンロード

製品に関するお問い合わせはこちら

お問い合わせ

電話でのお問い合わせ西日本エリア:06-6210-6666
東日本エリア:03-3663-8745