マイナンバー対応避難者支援システム「マイ避難所DX」

「マイ避難所DX」とは、避難所の情報を可視化し、受付や集計、報告等などの防災業務をDX化するためのサービス(デジタル避難所)です。
本システムを導入することにより、住民は空き避難所を発見、適切に避難ができ、受付もスムーズに。自治体職員は受付が簡略化され、防災本部にて迅速な情報把握や正確な判断、適切な備蓄配備をすることができます。
※現在開発中のサービスとなります

マイ避難所DX

解決できる課題

課題1

避難所・防災備蓄情報を電話でやり取り、紙やエクセル管理

本システムを導入することにより、避難所データや避難されている方の細かな属性含む名簿、防災備蓄品の情報がマップとリストで簡単に確認できるため、防災本部と現場は適切な情報をもとに防災対策に集中できます。

課題2

受付業務がアナログで時間と人手が取られてしまう

避難所の受付は既存の紙運用に加えてQRコード・免許証・さらにマイナンバーカードにも対応しており、受付業務を簡略化されデータ化・情報の可視化も可能に。自動化された分、人員を他の業務支援に回すことができます。

課題3

避難所に関する情報不足により、住民からの問い合わせが多い

住民はマップ上で最寄りの避難所や受入可能人数、実際に避難されている人数をリアルタイムで確認できるため、自治体側でアナウンスしなくても自動で分散、適切な避難を促すことが可能になります。

マイ避難所DXの特徴

特徴1

現場のニーズを拾い上げた “実務に効く” 機能・画面設計

一つのマップで避難所・避難者・防災備蓄などすべての情報にアクセスできる、管理者と現場で権限を分ける、システムを利用できない高齢者にも対応した受付機能など、実際に現場の声を拾い上げて作り上げたサービスです。

特徴2

既存の防災システム・アプリ等と連携可能

他の防災システム・アプリ等と連携することを前提として作ったブラウザベースのシステムとなっているため、ボタンとURLを設定いただくだけで簡単に連携できます。もちろん、防災アプリとワンセットで提供することも可能です。

特徴3

マイナンバー対応でデジタル田園都市構想交付金の申請可能

本サービスはマイナンバー受付に対応した防災DXシステムとなるため、デジタル田園都市構想交付金の対象となります。同分野のサービスは交付事例もあり今後急激に増加していくと思われますので、ぜひご活用ください。

受付イメージ

多様な受付方法に対応し、混雑解消に貢献します

マイ避難所DXの受付方法

主な機能(職員管理画面)

機能内容
ユーザー管理

管理者(防災本部)と作業者(現場担当者)の権限ごとにIDとパスワードを設定してユーザーを作成、管理することができます。

避難所マップ

マップ上で避難所の基本情報、避難者情報を作成・管理することができます。
作成された情報は一つのマップ上に表示され、現場で受付・入力された避難者の情報は自動で更新、リアルタイムで詳細な状況を確認できます。

防災備蓄マップ

マップ上で防災備蓄情報を作成・管理することができます。在庫情報も入力でき、緊急時は管理者権限で各避難所へ割り当て配送指示し、現場担当者は受け取り後にステータス変更することで防災備蓄の配備状況が可視化されます。

避難者受付

避難所毎に発行するQRコード生成(ユーザーが事前登録、QRコード読み込み)、マイナンバーまたは免許証の読取チェックイン機能、手入力(紙で受付したもの)に対応しており、受付混雑を解消できます。

お知らせ

管理者権限では作業者に向けてシステム内で画像やテキストを表示できるお知らせを配信することができます。現場を混乱させないため、あえて一方通行のお知らせのみ可としています。

定型レポート

現場担当者は定型の報告書形式を使ったレポートをスマホから簡単に作成し、報告することができます。報告書は決められた形式で時系列に表示されるため、管理者は判断材料として、また外部に発信するための各種数値集計に使用することができます。

主な機能(ユーザー画面)

機能内容
マイ避難所登録

メールアドレスとパスワードを設定してユーザー登録し、氏名、世帯主名、生年月日、性別、血液型、住所、電話番号、留意事項、マイ避難所(候補を3つ)など必要な情報を設定できます。

避難所マップ

マップ上で避難所の位置、受け入れ可能人数や避難所種別等の基本情報、現在開設しているか、また避難人数等の状況を確認できます。

避難所受付

本サービスにログイン後、避難所に張り出されているQRコードを読み込むことで簡単に受付が完了します。自動で血液型や留意事項(持病や服用中の薬等)が共有されるため、避難備蓄などの適切な管理に役立ちます。

他サービス連携

既に運用中の防災アプリ他のアプリやWEBサービス内にボタンとURLを設定していただくだけで本サービスとの連携が完了し、住民の方にご利用いただくことができます。
(単独で利用することも可能です)

その他オプション

当社が提供している別サービス「パーズ」をご導入いただくと、上記マイ避難所DX機能はもちろん、お知らせや防災に関する記事コンテンツ、イベント情報の発信、防災ガイドブックをアプリ内で表示、よくある質問など様々な機能が使える「防災アプリ」も含む提供が可能です。

導入の大まかな流れ

STEP1お問い合わせ
「お問い合わせフォームに」に必要事項を入力いただき、送信してください。また、お見積依頼についても承っております。
※お電話からもお気軽にお問い合わせください
STEP2要件整理
現状の避難所の運用を確認、カスタマイズやオプションの有無を相談し、まずはお見積りいたします。
STEP3ご契約
最短でもリリース6か月前には契約が必要です。仕様書ひな形など必要な書類は必要に応じてお渡しいたします。
STEP4導入準備
当社にてカスタマイズなどを実施し、自治体様専用の環境を構築後、自治体様にて避難所基本情報など必要な情報の登録、避難所受入準備を行います。
STEP4周知
自治体ホームページ、防災アプリ等からマイ避難所トップページへの誘導リンクを設定し案内します。
STEP5運用開始
事前に操作研修、内部テスト後に運用を開始します。運用開始後もサポートデスクがありますのでご安心ください。

価格

デジタル田園都市交付金も活用可能なサービスです

マイ避難所DXの価格表

● 導入費用には、マイナンバー及び免許証を読み取るためのリーダー機器費用が含まれます
● 月額利用料にはサーバー維持費、保守費が含まれますが、インターネット通信料などは含まれません
● カスタマイズが発生した場合、上記金額にカスタマイズ費用が発生します(入力項目等軽微なものを除く)
● オプションのパーズ防災アプリをお申込みいただくと、防災アプリとマイ避難所DXをワンセットで住民に提供することができます

防災アプリオプション

管理画面から自由にメニューを設定できる防災アプリ

マイ避難所DXのオプション

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