一関市 世帯数約4万6千 担当部署:建設部 道路管理課
導入前の運用と課題を教えてください。
一関市では、市民からの通報や要望の受付方法が電話などの口頭によるものと、メールなどの文書によるものでありました。特に多いのが電話による通報等であり、通報場所の特定や内容の聞き取りに時間を要しておりました。
導入検討のきっかけは何ですか?
市のホームページへ「他自治体で導入しているスマートフォンを用いた道路の破損箇所などを通報するアプリの導入を検討したほうが良い」との市民からの投稿があったことがきっかけです。
「Perze Share」をお選びいただいた決め手は何ですか?
導入を検討している段階で、他課で「Perze Share」を導入していたこともあり、アプリの仕様や使い方などがイメージしやすく、求める性能を予算内で実現できることが決め手となりました。
導入後にどのような効果がありましたか?
アプリ上で位置情報が登録できるため、目標物が無い場所でも現場の特定が容易になったほか、写真を添付できることから、通報等の内容を的確に掴むことができ、早急な現場対応が可能となったことが挙げられます。
また、アプリでの通報を介して、早期に異常を確認できることも道路の維持管理の一助になっていると思います。
今後のアプリ活用について展望をお聞かせください。
アプリでの通報により、現場確認などの省力化が可能になることから、より多くの利用促進が必要と捉えております。そのためにも操作方法を行政区長等に説明するなどして、幅広い年齢層に利用してもらえるようアプリ操作の容易さや利便性を周知していくことが重要だと考えております。
こういった機能があったらいいなと思うことがあればお聞かせください。
写真撮影した場所で通報できない場合に、自宅で通報しても撮影場所の入力が無くなるように撮影した写真の位置情報が自動で登録される機能があれば、通報がより容易になり、場所の特定もさらに容易になると思います。