埼玉県所沢市 世帯数約16万 担当部署:環境クリーン部 資源循環推進課
導入前の運用と課題を教えてください。
分別アプリを導入する前は紙媒体の冊子を全戸配布することがごみ分別啓発運動の主流でした。しかしながらワンルームマンションに住まわれている方々、特に若年層の市民への周知として、紙媒体というアナログの手法では効果が薄いという問題がありました。
もちろんHP上でもごみ分別については広報していましたが、HPにアクセスをしてもらわなければ見てもらえず、解決策としては不十分だと感じていました。
導入検討のきっかけは何ですか?
Q1で挙げた課題を解決する手段として、スマートフォンアプリでのごみ分別の啓発が検討に上がりました。導入を検討し始めた当時からスマートフォンの普及率が高くなってきており、若年層へのアプローチ方法としてベストだと考えました。また時を同じくして、他の自治体でのスマートフォン版ごみ分別アプリの導入が増えてきたことも追い風でした。
「ごみスケ」をお選びいただいた決め手は何ですか?
G-Placeの「ごみスケ」で導入を決めたきっかけは「開発費用が安価である」ことと、「ほかの自治体での導入実績があり、安定稼働をしている」ことが大きかったです。
自治体独自のアプリケーションを開発するわけですが、パッケージ販売ということもあり他の事業者様よりかなり安価で開発ができました。また「ごみスケ」がすでに他の自治体で大きなトラブルもなく運用されており、パッケージ販売という特徴も相まってシステムに信頼を置くことができました。
導入後はどのような効果がありましたか?
導入から現在までに7万2千件を超えるダウンロードをいただいており、ごみのキーワード品目検索やアラーム機能などでユーザー様から好評をいただいております。またお知らせ配信機能を活用し、行政としてごみ減量と資源化の啓発を行うことができるのが非常に便利です。実際にユーザー様から、「アプリができる前は開庁時間に電話で直接聞かないとわからなかったことが、今ではスマホ一つでいつでも簡単に調べることができるので便利に使わせてもらっています」とお言葉いただきました。
今後のアプリ活用について展望をお聞かせください。
多くのユーザー様に使っていただいておりますので、今後も情報発信媒体として積極的に活用できればと考えております。特に現在、東部プリンスの紹介や、食ロス削減レシピなどの広報に注力をしております。
外国語対応やユーザー様に向けたアンケートの実施などにも注力していきたいです。
システムの詳細は下記よりご覧ください。